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| 31杯目 既存ビジネスモデルの崩壊2 |
日本型ビジネスモデルは供給側(生産側)から消費側まで複雑な経路を経て、それぞれリスクを分散しながら行ってきた。 問屋も1次2次3次とあり、仲介業者も介在することはめずらしくない。 それは、それぞれの商売を作るのだから人々を養ってきたわけで、良い面もあったが「コスト高」を招いた。 情報技術の発展は「業界の特殊情報、事情」をオープンにすることが可能になる。それまでのめしの種は業界の特殊情報であった訳だから、その人達は食えなくなる。 この見方は川上から川下と捉えることが出来る。よく総合商社の川下作戦とか言われるものだ。川上とは生産側で川下とは消費側であります。 貧しい時代、発展途上は与えられた「物」で満足するが、豊かな時代、豊富な情報化時代では満足しなくなる。 一番極端なのは「計画経済」だ。役人が鉄も小麦も生産量を計画し、国民に配給するものだ。さすがにこの方式は世界中でほぼ消滅したが、日本で一部残っていることが面白い。 笑ってしまうのは「計画流通米と計画外流通米」が言葉として存在し、計画に従ってもらえば税金を補填しますと。大真面目で議論している。世の中の流れと完全に逆行しているのに。 ニッポンは戦争などを除きいっぺんに変われない国だ。徐々に徐々に変わって行く。自由化がもたらす恩恵は大部分の国民の利益になり、一部の供給側の不利益を招く。供給側の論理からいかに脱却するか。そこをしっかり捉えないとITをいくら駆使してもハズレてしまう。 みのる |