日本青年会議所米穀部会
コラム説くどんぶり

25杯目 クレーム


雪印から三菱自動車まで、信じられないことが沢山起きている。
わが社という特殊な世界にいると、一番目に大切なことは自分自身。
サラリーマンとは責任転嫁する名人であり、自分が責任取らないで済む方法を瞬時に考える。
二番目に大切なのはわが社である。
「会社の為」という大義名分がとんでもないミスを犯すのだが、本人あるいはチームや上司も麻痺しているので気付かない。
些細なクレームが会社の屋台骨を揺るがすことになろうとは思いもしなかった。「まさか」という坂があることに気が付いたときは時すでに遅し。
食品の中に虫が入っていた話。
とても善良な消費者で、こんな異物が入っていたとその会社に電話した。
電話に出た担当者が「それは生きていましたか死んでいましたか」あるいは「着払いで宅配便で送ってくれませんか」などと言ったそうだ。
それで、その善良な消費者が切れてしまうことになる。
保健所はそういうクレームや届出があれば動かざるをえない。
それがマスコミを通じて全国に出てしまう。
大企業ほどひどい。中小零細はすぐ実行できる。
クレームのルール作り。
1 クレームは最優先事項
2 その場の損得を無視、即刻行動
3 言い訳をしない

そういう対応をして、まず感情問題になることを避ける。そこまでしてもらわなくてもいいのに。と思って戴く事だ。
善後策はその後じっくりと。原因究明、対応策実施報告、クレーム報告書の提出。
クレームは良い社風をつくる絶好の好機なり。

みのる