|
![]() |
| 08杯目 海の国と山の国 |
先日、慶応義塾大学の竹中平蔵教授の講演を聴く機会がありました。経済学者として小渕内閣の経済戦略会議のメンバーでもありました。竹中教授が言われていることの一つだけ紹介します。 日本のおかれている状況を内外から見たものですが、日本には「海の国と山の国」がある。海の国とは海洋国家として世界を相手に自由に競争して、自己の責任で行っている集団です。企業でいえばソニー、パナソニック、トヨタ、任天堂などです。一方「山の国」は長い歴史の中で、和を持って尊しとするような、皆で仲良く目立たず、でしゃばらず。出る杭は打たれるような集団です。農協や重厚長大のかつての大企業、規制に守られた業界などです。 今の日本はその両者のせめぎ会いにあるというものです。(自民党の大物はほとんど山の国)コメの世界にあてはめてもまったく同じことが言えます。政府の方針、法律、制度、そして補助事業、助成などなどでかろうじて成り立っているのです。 ですから、5年後、10年後の展望はと聞かれ答えられるところは極めて少ないのではないでしょうか。 このような時には「新たな参入」があり、変わらないと思っているうちに気が付いたらすっかり変わっていたと言う風になるような気がします。 二週間の間に北海道と沖縄に行き「山の国」を見て、そう簡単には変わらないことを実感しましたが、企業経営の軸足は海の国に移す時期と思います。 みのる |