日本青年会議所米穀部会
コラム説くどんぶり

07杯目 個性について 


よく個性を伸ばせとか言うが個性とはいったいなんだろう?「あの人は個性に問題がある」とか、個性が悪い、とか言うが大体の所において個性とは「その人だけが持っている特性」と表現できる物だろう。
その人だけが持っている特性と言うと、一人一人、経験も育ちも歳も性別も違うのだから同じわけはない。当たり前のことである。
しかし経営においてや、商売のおいてと言うことになると、ちょっと違った意味に使われているような気がする。「経営にとって都合のよい個性を伸ばす。」「商いにとって都合のよい個性を求める」と,こういう風になっている気がする。当たり前といえば、当たり前なんだが、経営者たる物こういう事を知っておかないと、都合の悪いことになる。組織にとって問題になってしまうからである。
そこで必要なのは、やっぱり経営方針であり、内部に対する情報公開ではないだろうか?難しく考えなくても、平たく言えば会社の事情の公開である。
「今どういう状態でどういう方向に進みたい」と思っている。と、このくらいはみんなに知らせておかなければいけない。
個性とは、他の言い方をすれば長所と欠点ともいえるが、これが問題で、見るほうからの一方的な見解のことが多い。たとえば長所とは見るほうから見て都合のよいことであり、短所とはその逆である。これもよく自問すると、場合によって変わっている。
付いてくる方はたまった物ではない。
私は、表現は悪いが、魚釣りに商売を例えて考える事がおおい。市場と言う漁場でどの魚を狙ってどういう仕掛けでどう釣果をあげるか?考えればいろんな事を思いつくと思う。いつか、大阪の部会例会で講師の先生の言われた苦情法、着眼法が役に立つと思う
又、社員教育にしても、どの規模でどの人のどの個性を、どう生かすか、を考えていかないと、あたら金の卵を失ってしまう損もある。毎日毎日追いかけまわされる時間の流れの中で、やっぱりトップは迷いっぱなしである。そして矛盾だらけである。
先にも言ったが、ついて来るものはたまった物ではないだろう。
心しなくてはと思う。

BON